注文住宅で家を建てる!

土地探しから、ハウスメーカー選び、間取りなど…いろいろ、家を建てるまでの軌跡


「ミサワホーム」は、押しが弱い…

蔵のある家「ミサワホーム

続いて訪れた展示場は、ミサワホーム。蔵収納で有名なハウスメーカーだ…

 

f:id:nue0801:20181231232401j:image

 

まず入って思ったのは、センスがいい!(我々の要望と合っている!)

  • スクエアで、フラットな外観
  • 端正で趣のある土間玄関
  • 無垢材の床が広がるリビング
  • 開放的で、家全体が繋がっている吹抜け
  • …etc

 

積水ハウス旭化成へーベルハウスと2件続けて鉄骨系住宅を見学した後だからだろうか、木造の風合いが妙に心地よく、有機的に感じられる。出てきたのは、入社2年目の営業マン。初々しさがまだあり、受け答えも非常に謙虚な感じがする。アンケート内容を読んだ彼は、「この条件ならいい家が建ちますよ」と笑顔で微笑む…

 

隣の妻は「そうそう営業はこうでなくっちゃ」と言わんばかりの笑顔だ…。これも、積水ハウス旭化成へーベルハウスと少し傲慢さのある営業を目にした後だったので、特に好印象に映る…(記事「「積水ハウス」は殿様だった…」「「へーベルハウス」は自信過剰…」参照)

 

 「積水ハウス」は殿様だった…
 「へーベルハウス」は自信過剰…

 

営業に展示場内を案内されるが、やはり特徴は「蔵」。収納スペースとしては、もちろんのこと、法律上1.4m以下のスペースは容積率に含まれず、空間を有効に使って広い家が建てられるという。そして、蔵上部の空間をうまく使うことによって、スキップフロア(1.5階)が生まれ、1階は天井高(3.2m)になり、家全体が開放的に繋がっている感じや、周囲の2階建て家よりも1.4m高い分、2階バルコニーや窓が隣接する家の窓や壁よりも高い位置にあるという…

 

木質パネル工法とは…

もう一つの特徴は、木質パネルという工法…。これは、木造の従来工法(軸組工法)と異なり、木材と合板を貼り合わせパネルを作りそれを組み立てる工法のことをいうらしい…

 

f:id:nue0801:20181231232412g:image

出所)ミサワホームHP

 

このパネルの中には、断熱材がパンパンに充填され、湿気などでズレることなく断熱性能を高めるという。そして、このパネルで組み立てられたモノコックな状態は、震災などの負荷を点ではなく面全体で分散させるため、非常に耐震性に優れているという…

 

f:id:nue0801:20181231232421g:image

出所)ミサワホームHP

 

ミサワホーム」は、押しが弱い…

まさに、我々が求めていた要件に合致するのがミサワホームだったのだ。私はもちろんのこと妻も興奮気味に、具体的にこれから何をすべきかを聞きたくて、営業に尋ねると、この若者は、謙虚なのか営業下手なのか、決して押し売りしてこない…

 

「じゃあ、他のハウスメーカーさんもよくみて、興味があればご連絡ください」

 

とのこと…なんとも歯がゆい…へーベルハウスの強引さが、今は欲しい…とは思いつつも、確かに全てのハウスメーカーを見てからハウスメーカーを絞り具体的な話をしていくというのは、正しい行動だと思われ、モデルハウスを後にする…

 

妻は、ひとまずご満悦…。これは、これで良かったのですが、道のりはまだまだ長いのです…

 

ハウスメーカーを一巡してみて…《偏見による主観評価》
ミサワホーム」は、お金の使い方を間違ってやしないか…⁉︎
ミサワホーム」の現地見学会は、グダグダ&椀飯振舞い⁉︎
ミサワホーム」の提案・見積は、やっぱりいい!

  

 

<推薦図書>

大手ハウスメーカー20社に実際に見積もり・設計をさせ、その犯罪的な手抜きを、一級建築士が全て実名で実証的に暴く問題の書。各メーカーの採点、手抜きを見破る法、営業マンの本音と対策などを掲載する。

書籍名:間違いだらけのハウスメーカー選び 
著者名:市村 博