セキスイハイムはあったかい…⁉︎
次に向かったのは、セキスイハイムの展示場。「帰りた〜い、帰りた〜い、あったかハイムが待っている〜」で、おなじみのハウスメーカーだ…
出てきたのは、入社2年目の営業マン…。若いが、しっかりとした印象である。男前でもある…外観の印象は…プレハブっぽい…。聞くと、化学メーカーの積水化学が、セキスイハイムの親会社であり、化学メーカーとしての特徴が強いという…
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ちなみに…積水ハウスとは、積水化学の資本は入るものの、積水ハウスは純然たる独立系ハウスメーカーらしい…。もともとは、積水化学の一事業として、住宅業を行なっていたのが、積水ハウスの前身らしいが、住宅事業から撤退時に、スピンアウトしてできたのが、積水ハウスとのこと。その後、積水化学が、撤退していた住宅事業を再開させたのが、セキスイハイムであり、今はセキスイハイムと積水ハウスとはなんのつながりもないらしい…。ついでに…積水化学と旭化成は、もともとは同じ企業(水俣病で有名な日本窒素肥料)だったが、再編により分割し別会社となっている。余談だが、まぎらわしい…
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さて、セキスイハイムの特徴だが、
- 外壁は全て工場で作り、現地では組み立てるだけなので、短期間で建築できる…
- 他社よりも太い鉄骨のラーメン構造を売りにしている…
- 屋上など撥水技術に長けていて、得意としている…
- 太陽光発電など省エネに力を入れており、有効利用することを推奨している…
- 床下で冷暖房など空気調整している。➡️これが「あったかハイム」なのである…
▶️ 省エネ・創エネ 〜住まいの性能UPで無理なく快適な暮らしを〜
聞けば聞くほど、合理的というか、無機質というか…。大量生産、大量消費の発想なのである…。やはり、これもあって他社と比較すると安価というのも売りらしい…。展示場を出て、妻は一言…
「まるでロボットみたい…」
これには、私も同感で、家に求めるものが各社各様多少に違うのが面白い…我々は、古臭い考え方なのかもしれないが、どうも木のぬくもりや昔ながらの和の要素を求めていることが、わかってきた…その視点でいうと、我々には木造住宅の方が、あっているのかもしれない…
▶️ ハウスメーカーを一巡してみて…《偏見による主観評価》
▶️ ハウスメーカー各社から提案・見積を受け感じたこと…
<推薦図書>
気鋭の環境学者が最新のデータで「常識のウソ」をただす。2020年義務化の新省エネ基準も解説。東京大学で省エネ住宅を研究する気鋭の研究者が、実証データやシミュレーション結果をもとに、一般ユーザーや住宅関係者が信じて疑わない“エコハウスの誤解"をバサバサと斬っていく。初版発行後に明らかになった新たな知見や、2020年の「省エネ基準義務化」などについて大幅に加筆。ユーザーにとってもプロにとっても、「本当のエコハウス」をつくるために必読の1冊…
書籍名:エコハウスのウソ 増補改訂版
著者名:前 真之