読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

注文住宅で家を建てる!

土地探しから、ハウスメーカー選び、間取りなど…いろいろ、家を建てるまでの軌跡



個室・サニタリー 〜プライベートな時間、どう過ごす⁉️〜

プライベートな時間、どう過ごす?「個室・サニタリー」機能も、ゆとりも備えた場所に

 

夫婦ふたりで語らったり、ひとりで趣味や勉強に励んだり。

プライベートゾーンである「個室」は、そこで過ごす人たちがくつろぎやすいようにつくるのがコツ。

またお風呂、洗面室、トイレといった「サニタリー」は機能とゆとりの両面から計画するようにしましょう。

 

主寝室はお互いがくつろげる空間にしよう

主寝室は「パパとママ」から夫婦に戻る場所。

お互いがくつろぎやすいようにつくるのがコツです。

ひとりひとりの時間も大切にできるようにベッドの間に背の低い棚などを置いて区切ったり、書斎コーナーなどプラスαのスペースを設けるのもいいでしょう。

また最近では夫婦別寝室というケースも少しですがあります。

ひとりの時間があるから、ふたりの時間ももっと有意義になる。長く一緒に暮らすヒケツかもしれませんね。

 

  • 同室就寝のスタイルとしながらもベッド間の距離に余裕を持たせ、列柱の半間仕切りによって独立感を演出したプラン。就寝時間が異なる夫婦でも、パートナーの睡眠を妨げることがありません。

 

  • 間仕切り壁によって独立性を高めた別寝室プラン。奥の寝室への通り道をオープンにすることで、お互い気配が適度に伝わります。ご主人の寝室には書斎を併設し、グレード感を高めています。

 

子供部屋の間仕切りは可動式だと便利です

可変性を持たせた空間にすると、子どもの成長やライフステージの変化に対応できます。

そう考えると、子ども室は可動間仕切り収納が役に立ちます。

収納つきなので、本などどんどん増える物も、すっきり収まります。

自分で管理する習慣もつける事が出来ます。

 

  • 幼児期:大きくワンルームでオープンに

 

  • 少年期:視線をカットしてゆるやかにゾーニング

 

  • 青年期:完全に分離してそれぞれの個室に

 

お風呂をホッとする空間にするために

日本人はお風呂好き。

家で温泉気分を味わいたいという人も多いはずです。

仕事の疲れも勉強疲れもさっぱり落とせるよう、満足のゆくリラックス空間をつくりましょう。

まずバスルームはお子さんやお年寄りだけでなく家族みんなが安心してゆっくりできる設備が大切です。

すべりにくいタイル、手すり、段差のない出入口などです。

さらに、真冬など脱衣所と浴室の温度差が激しいのも健康上あまりよくありません。

空調があると脱衣も快適にできます。

プランの工夫として、庭が見えるような窓をつけて露天風呂気分を味わったり、デッキを近くに設けて湯上りを楽しんだりと、アイデア次第でくつろぎの時間が満喫できます。

 

  • 子どもやお年寄りに多いつまずき事故を防ぐ、段差のない出入り口(プランによる)。洗い場床はぬれても滑りにくく、掃除のしやすさにもこだわっています。
  • 浴室暖房、衣類乾燥、涼風、換気の1台4役。冬は暖房ですばやく浴室を暖め、夏は涼しく入浴できます。雨の日のお洗濯にも活躍です。

 

  • 桧の浴槽、御影石の肌ざわりで、疲労と緊張がときほぐされていくよう。小物も木にこだわって、温泉旅館気分を味わいたいものです。
  • バスからバルコニーに出て、入浴後にひと涼み。また、外が眺められるガラスのドア、大きなサッシを使い、入浴中の開放感も格別です。

 

洗面室は洗面以外もできる空間にしよう

洗面室では洗面はもちろん、脱衣、洗濯、お化粧等、多目的な役割が求められます。

そのために石鹸や洗剤、化粧品、下着類等、様々な物を収納できるようにしておくと便利です。

また料理をしながら洗濯するご家族の場合は、キッチンとの家事動線についてもしっかり考慮しましょう。

 

間仕切り壁によって独立性を高めた別寝室プラン。奥の寝室への通り道をオープンにすることで、お互い気配が適度に伝わります。ご主人の寝室には書斎を併設し、グレード感を高めています。

 

洗濯・洗面室からバルコニーへ、最短の動線をプラン。洗ったらすぐ干せるから、家事の効率がぐっとアップ。自分の時間を賢く増やしましょう。  

 

洗濯機横の造り付けカウンターで、洗濯物をたたんだりアイロン掛けを。バーがあれば仮掛けできて、作業もスムーズです。

 

トイレはプランの工夫が大切です

狭いスペースだからこそ、プランの工夫で使いやすさが格段にアップするのがトイレ空間です。

まずは使いやすさの重点をどこに置くのか、家族の暮らし方から考えてみましょう。

家族専用なのかお客さまも使うのか、といったことも、プランを考える上での重要な要素です。

ここではいくつかのプランバリエーションについて見てみましょう。

 

  • PLAN1:窓下のスペースを有効活用して、コンパクトなスペースでもたっぷりの収納を確保。
  • PLAN2:インテリア性を高めたタンクレスタイプ。空間を有効利用でき、お掃除もラクです。

 

  • PLAN3:手洗いカウンターや鏡を設置すれば、お客さまのおもてなしも可能。
  • PLAN4:洗面所、浴室と一体化してプランすれば、ホテルライクでスタイリッシュな空間に。

 

左)仕切りを少なくして広く使うために、トイレと手洗いの間は腰壁を立てて。白いタイルの空間にステンレスのカウンターがスタイリッシュです。 右)圧迫感がないように縦長の窓を設けたり、モザイクタイルを貼ったり。限られたスペースならではのセンスが光ります。

 

出所)積水ハウス「sumai smile」

 

 

<推薦図書

住宅設計の現場には、家づくりの先人たちが積み重ねてきた知恵や工夫、心憎いまでの「ふつう」があります。それらのエッセンスを550点超のイラストと洒脱な文章で分解・抽出した『住宅版・解体新書』です。

書籍名:住まいの解剖図鑑
著者名:増田 奏