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「防犯対策」〜敷地全体でセキュリティ計画を〜
- 家族みんなが安心して毎日を過ごすために、自分たちでできる範囲のセキュリティを整えることが大切。まずは住まいづくりにおいても、自分の住もうとする地域が安全かをチェックし、敷地全体で防犯を考えましょう…
毎日160件の泥棒が…。「1階窓」が要注意…
2013年の泥棒発生件数は、年間約58,000件。外国からの窃盗団が集団で住宅荒らしを行っていたピーク時(2003年)の190,000件に比べると大きく数は減らしていますが、それでも安全と言えるレベルではありません。しかも昔に比べると金品窃盗だけでなく、見つかった場合に強盗化するなど、凶悪な犯罪はむしろ増えていると言われています。また、調査によると侵入の経路は「1階の窓」が一位という結果に。侵入経路や手口など、泥棒の習性を把握して、住まいのセキュリティに活かすようにしましょう…
狙われにくく侵入されにくい住宅とは…⁉︎
狙われにくく侵入されにくい住宅にするためには、身を隠せる場所がない、暗がりを設けない等の「見える防犯」、窓や扉から入りにくくする「守る防犯」、万が一侵入されても緊急対処員が駆けつけて適切に対処してくれる等の「知らせる防犯」の3つの視点からしっかり考えられている住宅にする事が大切です。光によって侵入犯を照らし出したり、身を隠せないように見通しをよくしたり。侵入犯に「手強そうな家」と思わせることが、防犯対策の第一歩です…
外観 〜家の顔どうする…⁉︎〜
外構・庭 〜美しい庭づくりは美しい住まいづくり〜
人目を避けながら、景色を楽しむ…
防犯性能と快適性を両立させよう…
最近ではしっかり守るのはもちろん、一度に複数の鍵を締めたり、鍵の締め忘れを防ぐなど、安心に普段の生活の便利さや使いやすさをプラスした部材も色々あります。住まいづくりの際は、是非これらの部材をうまく取り入れて快適で便利な防犯住宅を目指しましょう…
<推薦図書>
大切な家族と財産は自分で守らなければなりません。住まいを選ぶときの最大の条件として防犯性能があげられています。ピッキング、カム送り解錠、サムターン回しから始まった侵入犯罪は、最近ガラスの「焼き破り」「切り破り」などが急増し、ますます凶悪化しています。住まいを取り巻く犯罪は、これら侵入犯だけでなく、カード犯罪、悪質な訪問販売、子どもや高齢者を対象にした犯罪など様々な範囲に及んでいます。戸建てからマンションまで、最先端の技術が防犯性能を高めています。いま変えなければならないのは、皆さんの意識かもしれません…