改めて土地の要件を考える…
先日の辻堂・鎌倉訪問を終え、土地の候補地を見直した…(記事「土地探しは一生もの…妥協してはならないのだ!」参照)それが、この要件…↓
- 子育てを考え、都心ではなく自然溢れた郊外であること。
- 通勤を考え、勤務地(新宿駅)から(通勤時間帯も)1時間圏内であること。
- 地震、津波、土砂崩れなどハザードマップ上問題ない場所であること。
- それなりに商業施設があり、利便性があること。徒歩圏にスーパーがあること。
- 広さはそれなりに大きい方がいいに越したことはない…坪数は、30坪以上
- 息子が独立後に売却することも考え、資産価値が上がるもしくは下がらないこと
- 予算は、4000万円内(理想は3500万円内)
- 街並みが綺麗であること。
- 家周辺が抜けていて、眺望があること。
改めて「海」を要件から外し、場所から探すことになる…
何処に住み、どんな家を建てるか…⁉︎
やっぱり住むなら海の近くでしょ…⁉︎
敷地 〜注意するのは広さだけ…⁉︎ 土地探しは家づくりの第一歩〜
若葉台という選択…
で、目をつけたのが、ここ…
場所は、稲城市…記事「やっぱり住むなら海の近くでしょ!」でも触れたが、「主婦が幸せに暮らせる街ランキングTOP50」で藤沢市に次ぐ全国2位なのだ!
- 駅から徒歩12分
- 土地面積 151.15㎡・45.72坪
- 土地価格 3,580万円
- …etc
ここなら、要件を満たしている!と思い、早速現地へ…。 京王線の若葉台駅を降り、まず感じたのは、「街が綺麗」だということ…山を切り開き、多摩ニュータウンの一部として再開発がなされただけあって、非常に綺麗な街並みなのだ。そして、商業施設も計画的に誘致されている印象があり、必要なものは全て揃っている感じがする…ありがたいことに大きなゴルフ練習場まである…
駅から続く「若葉台公園」も広々としていて気持ちがいい…
そして、若葉台一丁目の街並みは、電柱・電線が地中化されているため、空が抜けていて、開放感がある。街としての統一感もあり、道の広さ・家の間隔も広々としている。
ロケーティング 〜風・太陽・音をプランに活かそう! 〜
土地探しを始めよう!
「辻堂」は、思ったよりも海が遠く…
で、実際現地の土地を見てみると…
- ちょうど電柱・電線の地中化地域から外れたところに…(T ^ T)
- 高台になっていて、長細い土地形状が故に、使える土地は狭い…30坪も無いだろうか…⁈
- そして、見える眺望は…お墓…
うーん…なんだかな…。せめて、お墓がなければなとも思いつつ…現地を後にする…不動産屋曰く、若葉台は分譲が全て終わっており、売主が出ない限り、もう土地は出ないとのこと…そして、出たとしても中古住宅として出る可能性が高いとのこと…若葉台に惹かれてしまったため、なんだか心惜しいが、やはり妥協はしたくなく…とりあえずキープすることに…
帰りには、小学校と中学校を見学…
新しい街だからだろうか…小学校も中学校もカッコイイ…
「やっぱりいいなぁ、若葉台…」
私も妻も、帰りの電車で口惜しい気持ちを残し、若葉台を去るのでした…
「鎌倉」は遊びで来るところであって、住むところではない…⁉︎
土地探しに妥協は許されない…
一度は住んでみたい街並みランキング!
<推薦図書>
全国イシンホーム住宅研究会代表。一級建築士。著書「家を建てるならドラえもんに聞け」(PHP研究所)、「ガン患者に学ぶ健康住宅」(PHP研究所)など多数。最近は「MAXスマハを探せ」(家研出版)、「働くお母さんに贈る家」(家研出版)、「太陽光発電MAX住宅」(家研出版)、「HEIG実例辞典」(家研出版)など、数十万部突破の本が多数ある。全国のプロ建築家、経営者向けの本、及びDVDなど、合わせて1,000本以上作成している。様々なデザイン賞なども受賞している。実用的ですぐ活用できる本は、建築業者から、一般消費者まで人気がある。テレビ、新聞、講演活動も多数行っている。
書籍名:土地を捜す時最初に読む本
著者名:髙橋 輝