土間収納・パントリーを考える…⁉︎
我が家では間取りを考える上で、以下の2つを重要視して考えている…
- 収納の多さ
- 回遊性
収納の多さについては、これから増えるであろう子どもの物(オモチャ、三輪車、自転車、年次物など)をどう収納するか、そして生活空間にはそれを見せることなくどう過ごすか、を考えた時に、必要十分な収納スペースが大切になる。もう一方回遊性(一般的な用語かわからないが…)は、如何に効率的に機動的に往来の負荷を減らせるかは、日々のストレスを考えた時に大切にした…
収納について考える…
で、考えたのが土間収納とパントリーだ。そもそも今の我が家(2LDK・マンション)で、収納に収まらず部屋に散在しているのが、
- ゴルフバッグ
- キャリーバッグ
- 靴
- 靴の手入れ用品
- 傘
- 非常用袋
- 保存食類
- 子どものオムツ類
- 子どもの洋服
- 子どものオモチャ
- 子どもが作った工作類
などだ…。もちろん整理しこまめに捨てる必要もあるが、今後子どもが大きくなる、二人目ができる…などを考えると収納は必要十分には欲しいところだ。で、分類すると大きくは、以下の3つに区分できる。
- 本来玄関付近に保管するもの
- 食材・非常時に備えるもの
- 子どもに関わるもの
の3つだ。を、ふまえた時に我が家では、以下の4つに収納スペースをゾーニングしてみた…
- 土間収納
- パントリー
- 夫婦寝室のウォークインクローゼット
- 子ども部屋のキャビネット
今住んでいるマンションの間取りには無いのが、土間収納とパントリーであり、用途を考え、戸建の間取りでは、玄関横とキッチン横に配置する…
回遊性について考える…
そしてもう一つ考えたのが回遊性だ。まず考えたのは、買い物をした食材類を直接パントリーに運び入れることだ。これにはいくつか案がある。
- 駐車場からパントリーへの出入口を作る
- 玄関から左右に分かれ土間収納とパントリーを作る
- 玄関から土間収納を通り、パントリーに入れるようにする
いずれも長短あるが、我が家の場合は、1.はコスト面から除外し、2.は間取りの組み合わせから諦めざるを得なかった。(2階浴室の配管を通す為、天井が低くなる箇所を土間収納に利用した…)結果的には、3.に着地せざるを得なかったが、収納、回遊性の観点からすると及第点は維持したとまずまず満足している。逆にいうと、キッチンからもパントリーや土間収納に直接行き来ができ、ぐるっと回ることが出来るようになる…
仕様はどうする…⁉︎
後は床材や棚の仕様を決めるだけだ。我が家の特徴としては、土間収納の床材は玄関と土間を合わせひと続きにしたこと。そしてゴルフバッグやキャリーバッグなどある程度大きさや高さのあるものは、予め置くスペースを確保したこと。そして、冬場のコート類は土間収納で脱ぎ着することを想定し、コート掛けを人数分用意した。パントリーについて特徴的なことは、土間収納とは段差をつけ、床材はソフトマットにしたことくらいだろうか…。あと悩んだのは、ドアについてだ。検討したのは、以下の3箇所についてだが…
- 玄関と土間収納の間
- 土間収納とパントリーの間
- パントリーとキッチンの間
ここは、コストとの兼ね合いでものすごく迷いました。理想を言うと、全て引き戸が良かったのだが、結論は…
- 玄関と土間収納の間は、引き戸をしまうスペースが無く、通常のドアに…(-_-)
- 土間収納とパントリーの間は、少しでも安く抑える為に、戸を設けず…(-。-;
という着地をした…。ここは理想を追求する私(男性)と現実を重視する妻(女性)との意見のぶつかり合いが喧々諤々なされたが、結果はやはり上記の通りなわけなのです…。ま、ですが、議論した経緯や結果には満足しています。きっとこんな感じになるのでしょう…↓
あとは完成を待つばかりです…
<推薦図書>
何カ月もの月日をかけ、たくさんの夢と思いを込めて進める家づくり。中でも間取りを考えることは、暮らしやすさを左右する重要なポイントです。だからこそ、こだわりのある理想的な間取りを実現させたいもの。そこでまずは、家族の夢や思いを叶えた住まいと、その間取りの例を見てみましょう。ここにある快適で心地よい55の事例をヒントにして、わが家の新しい暮らしにぴったりの「最高の間取り」を、ぜひとも実現させましょう…