注文住宅で家を建てる!

土地探しから、ハウスメーカー選び、間取りなど…いろいろ、家を建てるまでの軌跡


トイレはいいモノにすべきだった…

夢と比例し見積が膨らむ…

くだらない話かもしれないが、内装の話…。注文住宅を考えていると、どんどんと夢広がり、比例してどんどんと費用も増していく。希望を言う度に、増えていく見積額を目にし、ハウスメーカーが詐欺師に思える経験をされた方もきっと多いことではないだろうか…

 

我が家においても、

  • リビングは広く…
  • 階段は解放的に…
  • 床は無垢材で…
  • 軒裏は木質で…
  • ウッドデッキは大きく…
  • 外壁はベルバーン(陶器)で…
  • 屋根材は瓦で…

などと希望を積み上げた結果、当初想定していた建物額よりも500万円もオーバーする事態にまで膨れ上がってしまった…

 

ハウスメーカーの策略かもしれないが、一度良いモノを見てしまうと、それを断念する気持ちになれず、せっかくの大きな買い物だからと、ついつい後先考えず、金銭感覚麻痺し、無理してしまうのが、ホントに恐ろしい…

 

見積のしわ寄せは内装に及ぼす…

そのしわ寄せが何処にいくかというと、表題にあるトイレなど内装で細かい額を削ろうとすることになる…

 

  • トイレ
  • キッチン
  • 洗面台
  • バス
  • クロス
  • カーテン
  • 照明
  • コンセント
  • ドア
  • …etc

 

などなど、積もり積もればであるが、当初希望していたものよりもワンランク安価なものに変えるだけでも、100万円以上かかる費用を抑えることが可能だ。

 

どう費用を落とすか…

トイレ、キッチン、バス、洗面台などはピンキリであり、ランクを落とせばそれなりの金額を落とすことができますし、クロスやカーテンは単価差は小さいものの総量が大きい為、一定の額を下げられます。額は小さいですが、コンセントや照明は、ホントにそれだけの数が必要かを塾考することがポイントです。注文住宅の良いところでもあるのですが、自由に設計できるとなると、ついつい必要以上に数を増やしてしまいがちになるのも、気持ち的にはよくわかります…

 

うちの場合は、妻が比較的冷静で、むしろ冷酷と言っていいくらい合理主義の為、

  • リビングの広さは必要最低限に…
  • 結果、外壁・屋根瓦を必要最小限に…
  • 床材は、無垢材を表面に貼った挽き板に…
  • コンセントや照明は必要最小箇所に…

に加えて、内装のグレードをワンランク下げ、どうにか許容範囲の費用内に…

 

トイレはいいモノにすべきだった…

で、後悔はトイレのグレードだ…。バス、キッチン、洗面台などはあまり気にならないのだが、トイレだけは当初考えていたモノにすれば良かったと後悔…

 

当初予定していたのは、パナソニックアラウーノ。角張ったフォルムが可愛らしく、泡で汚れを落とすという優れもの…。ショールームに見学に行ったが、特に泡での洗浄は衝撃的で、洗浄剤要らずという経済的なメリットも…

 

パナソニックトイレ【XCH1301RWS】新型アラウーノ 全自動おそうじトイレ 

 

一方費用を下げる為に我が家が最終的に選んだのが、LIXILのサティスという商品。積水ハウスとの提携価格で安くなるというので選択…使ってみると、なんだか汚れが落ちない…気がする…。パナソニックアラウーノとの金額差5万円…1階2階合わせて2台で10万円…。この金額を大きいと捉えるか、小さいと捉えるか…。きっとトイレなんて10年20年変えないことを考えると、1日4回くらい×365日×20年×親子3名=87,600回の用をたすとして、1回あたり1.14円差であのアラウーノの泡洗浄を得られるならば、やはり買いだったなと…。しかも洗浄剤代を考えるならば、むしろ金額的にもトントンだったのではないかと…。人間目先に捉われ過ぎると誤った判断をしてしまう典型例なのである…

 

反省… 

 

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<推薦図書>

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書籍名:女性の生活目線でわかった!99%失敗しない「理想の家づくり」
著者名:小川 千賀子