「プラウドシーズン栗平」とは?
なかなか決まらない土地探し…。気分転換に建売分譲ではあるが、野村不動産の「プラウドシーズン栗平」に行ってきた。野村不動産はマンションでは「プラウドシティ」のブランドでよく目にしたが、戸建住宅ではあまり聞かない…。どちらかというと大規模分譲地を「プラウドシーズン」とうブランドで街全体から計画・施行している…。まったく買うつもりもなかったのだが、興味が高い稲城市の分譲地である「プラウドシーズン栗平」のチラシが入っており、来訪者には豪華なプレゼントが付いていたため、散歩がてらに行ってみたのだ…
※ちなみにプレゼントはこれ↓ 一つ5000円くらいするので、結構なお金を使っている…(ー ー;
物件は、小田急多摩線栗平駅から徒歩9分。稲城市平尾の土地区画整理地内に位置する全250区画。敷地面積は135.00~159.18㎡、建物面積は100.52~118.93㎡、価格は5,000万円台から6,000万円台とのこと…
区画整理事業方式により開発されたため、ここも良好な街並みを形成している。街全体は起伏に富み、1区画最低面積は130㎡、道路幅員は6m以上。外構には「まちなみツリー」「まちなみ花壇」を配し、各住戸のシンボルツリー、印象的なデザインの門柱「コーナーウォール」などを設置している。さらに同社の戸建て住宅向けコミュニティー支援・生活サポートサービス「SMART&GROWING」を採用するほか、交流拠点となる「クラブハウス」まである…
確かに街並みは綺麗…当然ながらきちんと計画されていて、区画を少しづつずらすことで日当たりや通気を確保している点や、ひな壇の傾斜を生かして、家同士で目線が合わないように設計されている…
街並みはいいが、建物は…
建物はというと、木造2階建ての2×4構造。全戸にエネファームを採用。モデルハウスは吹き抜けリビング付きで主寝室にDENを設置し、浴室は1620サイズ、引き戸は全てソフトクローズ、2階のバルコニーは回遊できる広さなのが特徴的であった…
外観はというと、同社プラウドシーズンの一番の特徴でもある南欧風…。吹き付け壁に、煉瓦色の屋根…。これは好き嫌いであるが、我々の嫌いなメルヘンチックな外観なのでした…
「同じ家ばっかり並んでて気持ち悪い…」
辛口の妻は、こうまで言う始末…。営業マンに聞くと、今回見学した「プラウドシーズン栗平」は施行中の「稲城上平尾土地区画整理事業」内のプロジェクトだが、同社はこのほかにも稲城市の2つの土地区画整理事業に関わっているらしい。一度検討し未だ未練が残る「南山東部土地区画整理事業」と「稲城小田良土地区画整理事業」であり、3プロジェクトの合計施行面積は約142haにもなる。。マンションまで含めると、稲城市は野村不動産だけで千数百戸も供給され、人口増加が見込まれるらしい。(記事「稲城・南山東部地区は魅力的だが、悩ましい…(ー ー;)」参照)
「稲城市は、野村に乗っ取られるね…」
帰り際に妻はそうぼやいたが、そうではないと思いつつも、稲城市の多くが、我々の嫌いな南欧風の煉瓦色の屋根で埋め尽くされることを考えると、確かに残念な気になる…
※写真はプラウドシーズン花小金井の航空写真だが、稲城もこんな感じになるのだろう…
いずれにせよ、ここはないな…
地盤沈下により販売中止
以下追記です…。プラウドシーズン栗平に見学に行ってから、数日後になぜかHPが閉鎖されていた…↓
https://www.proud-web.jp/house/kurihira/outline/
調べてみると、地盤沈下により、販売が中止とのこと…。やはり、山を切り開いた地域は、何があるかわからないので怖いな…
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