住友林業の現地見学会…
へーベルハウス、ミサワホームに続き、住友林業の入居宅見学会に参加する。へーベルやミサワとは異なり、展示場集合ではあるものの、住友林業では営業マンの車に乗り込み、2件のお宅を訪問する1件目に到着すると、入居宅では別のお客さんへの説明がなされている最中であった。どうも、入居宅に各営業に連れられた客が時間差で訪問するスタイルらしい…このスタイルは、へーベルやミサワのように接待されている感じや逆に拘束されている感じがなく、入居者に対して、気軽に質問をさせてもらえるので、ありがたい…。へーベルやミサワの時は、正直他の客も多くいるので、質問しづらい雰囲気にあったからだ…
で、住友林業の特徴だが、入居宅なので構造などは実際にはよくわからないものの、特徴的にわかるのが、床板の無垢材だ…。2件お邪魔したが、2件ともリビングや寝室、個室ごとに無垢材を変えていて、言葉では言い表し難いが、木のぬくもりを感じるのである…
ハウスメーカーを一巡してみて…《偏見による主観評価》
ハウスメーカーの現地見学会でチェックすべき5つのポイント!
住友林業はやはり「木」の家…
その他、営業マンからは記事「「住友林業」は、大阪商人⁉︎」でも書いた通り、住友林業はやはり「木」の効能についての説明が主だ…
- 強さ
- 耐久性
- 断熱性
- 調湿機能
- 耐火性
- 優しさ
- 健康
において、「木」が優れているという説明…
個人的な感想を言えば、そのうちでも、
- 調湿機能 …木が室内の湿度を調整してくれる。
- 耐火性 …鉄は火に弱くすぐに温度が上がるの。
- 優しさ …これは主観だが、やはり印象は大事…(-_-)
- 健康 …これも主観だが、思い込みは大事…(ー ー;)
については、鉄よりも木の方が優れているという印象がある。
一方で、お邪魔した2件のお宅だが、展示場で見た住友林業の家より当然ながら小さい…建坪30坪前後ということなので一般的なのではあるが、展示場での印象とは異なり、ごくごく普通の家なのである…。 施主さん、ごめんなさいっ >_<
住友林業の展示場に訪れた時の、言わば「大工が建てた日本家屋」(記事「「住友林業」は、大阪商人⁉︎」参照)という印象がなく、風格やセンスがなく、ごくごく普通の外観・間取りだったので… 施主さん、またまた ごめんなさいっ >_<
- 住友林業の家は、ある程度の広さがないと、風格が出せない?
- 当然ながら、建坪が大きくなり、費用もかさむ?
という、疑念が湧いてくる。前回訪問時にも、他のハウスメーカーよりも高いと営業マン自身言っていたことも頭をよぎるのだ。帰りの車の中で、率直にそのことを営業に伝えると…
「近くに一つ展示場があるので、行きませんか⁉︎」
と誘われ、せっかくなので行くことにする。そうすると、やはり風格がありセンスのある造り…。しかも2階にファミリールームまであって、家事動線・生活動線も機能的だ…
「住友林業」は、大阪商人…⁉︎
ハウスメーカーは、結局営業マン次第なのではないか…
「やっぱり住友林業はいい!」と思い、営業マンと別れると…妻が一言…
「うまく、営業マンに乗せられてるねぇ…(-_-)」
確かに…(ー ー; うまいこと乗せられ、だんだんと住友林業に惹かれている私を冷静に引き止めてくれるのでありました…
ハウスメーカー各社から提案・見積を受け感じたこと…
「住友林業」の提案・見積は、期待した分 落胆も大きい…
<推薦図書>
紙とビニールで作られた幅木、中身がボール紙のドア、重くて耐久性のないセメント瓦―住宅メーカーの言いなりでいるとこんなひどい材料の家にされてしまう。無垢の木と漆喰を使った家こそが「いい家」であるという信念で自然素材を使った住宅を造ってきた著者が、理想の家とは何かを豊富な実例を使って明らかにする。
書籍名:いい家は無垢の木と漆喰で建てる
著者名:神崎 隆洋