キッチン・ダイニング 〜理想の過ごし方を考えよう〜
食事は毎日の出来事、つくるのは素早く、食べるのは家族団らんでゆっくりとというのが理想でしょうか?お料理の味だけではない、あなたにとっての「おいしい365日」を叶えるために、キッチン・ダイニングについて学んでいきましょう…
リビング 〜団らんのカタチは、家族の分だけ〜
家族が集まりやすいリビングの家
キッチンはどう食べたい、どうつくりたいから考えよう…
キッチンは最初ついつい収納や調理器具にこだわってしまいがちですが、まずは家族の食べ方から考えましょう。朝夕ともに揃って食べる家族と食べる時間がバラバラの家族、二世帯の家族では欲しいキッチンのタイプも違うはずです。まずはどう食べたいか?から出発して、ダイニングとの関係も考えてつくりましょう。もうひとつはどうつくりたいか?です。誰がつくって、誰がかたづけるのか? 本格的なプロの味を目指しているのか、普通でいいのかでは選ぶ機器も違ってきます。あなたらしいつくり方、食べ方を研究しキッチンに家族の持ち味を出してみましょう…
ゾーニング 〜間取り作りは計画的に〜
視線の先に子どもたちの居所を…
ライフスタイルにあわせて、ダイニング・キッチンスタイルをイメージしよう…
ダイニングとキッチンのつながりは、ライフスタイルとマッチする事が大切です。散らかりがちなキッチンの手元を隠すのか、それとも開放感をより出すために隠さないのか等をライフスタイルに合わせて考えてみましょう。 ここでは代表的な5つのダイニング・キッチンスタイルについて特徴をまとめていますので、考えてみてください。またどんなキッチンレイアウトを組み込むかで、キッチンイメージが完成します。代表的な4つのレイアウトも見てみましょう…
効率的で動線のいいプランニング例
家族と一緒に過ごすLDKの配置パターン例
作業しやすいキッチンを考えよう…
キッチンを考える上で意識していただきたい事として、「段取り良く料理できる」「配膳しやすい」「かたづけやすい動線」「作業動線」です…
- 大家族になると量も回数も多く、キッチンがラッシュ状態になる事もあります。
- キッチンにはたくさんの台所用品があります。
- どのような機器をどう配置し、収納するのか考えましょう。
- 基本は使う場所の近くに収納する事です。
- 缶詰などストック品の置き場所をあらかじめ計画するのもポイントです。
- また意外と広すぎるキッチンも使いづらかったりします。
動きやすいサイズをモデルルームなどで確認しましょう…
収納 〜収まりのいい住まいって⁉︎〜
毎日の洗濯が快適になるプランニング例
生活動線を短くする工夫…
我が家に合った食卓をイメージしてダイニングの空間づくりを考えよう…
空間プランが決まってから、ダイニングテーブルをあとで考えると、本当にわが家の食スタイルに合った空間が実現しにくくなります。たとえば丸テーブルは、人数が増えても対応しやすい事が魅力ですが、少し広めのスクエアなスペースが必要になります。またダイニングとリビングを分けてとれないときに有効な、L字型ソファを使ったカフェダイニングの場合は、事前にプラン作りに組み込むことが大切になります。食べる場所をどうするかをプラン作りの前に考えてみましょう…
自然を感じながら食べるダイニングを見てみよう…
例えば四季のうつろいを感じる事のできる豊かな緑に囲まれて食べると、普段の食事がより美味しく感じる人は多いと思います。窓外の風景を眺めながら食卓を囲んだり、庭に出て明るい陽射しを浴びながら食卓を囲む、そんなダイニングの形をここでは見ていきましょう…
<推薦図書>
「毎日使う場所だからこそ、自分らしいキッチンを作りたい」そう思っている人は多いはず。でも、いざ実行に移すにはどうしたらいいのでしょうか?この本には、建築家やオーダーキッチンショップなど、「キッチンのプロ」と相談しながら作った、とっておきのキッチン実例が詰まっています。使い心地の良さはもちろん、インテリアやキッチン設備、動線や機能性など、キッチンへのこだわりは人それぞれ。新築やリノベーションに役立つアイディアが満載です。この本1冊で、「いつまでも美しく使える、あなただけのキッチン」を手に入れる方法がわかります!